芦谷社労士事務所の芦谷義一です。
先ほど、ものづくり補助金の第4次公募(12月19日締め切り)の採択結果が発表されました。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html
まず一般枠・特別枠全体の採択率は31.1%でした。(応募社数10,041/採択社数3,132)
グローバル枠の採択率は16.9%でした。(応募社数 271/採択社数46)
グローバル枠は今回が初めての採択結果でしたが、想定以上に低い数字という印象でした。グローバル枠は予算が増えるという話も無いことから、今後も採択社数は46件に近い数字になると予想されます。
今後の見通しですがサプライチェーン補助金に比べると金額的には低く、事業再構築補助金に比べると予算も無いとなると応募者数自体は減少していくのではと予想しております。
また、一般枠については2020年の補正予算で3年分3,600億円確保されており、おおよそ150億円ずつ予算が消化されていました。そのため、毎回約1500社が採択されていました。また、4次公募は4週間締め切りが延びたことで応募社数も増加することが予想されていたため順当な結果でした。
特別枠については当初5次(2021年2月19日締め切り)まで続くはずでしたが、4次公募にて2020年第1次・第2次補正で計上された予算は今回で消化されました。そのため、採択者数はやや多めでした。
5次公募については急遽低感染リスク型ビジネス枠が追加されましたが、2月9日に急遽発表されたこともあり間に合わない企業もあるため、応募者数が1万件は割ると予想しております。予算規模から一般枠の採択社数は1500社程度、低感染リスク型の採択社は1,800社程度考えており、採択率は40~45%ぐらいには回復するのではないかと考えております。3月は他の補助金も多くスタートするため、もっと分散化する可能性は高いですね。
残念ながら4次で不採択だった方も急ぎブラッシュアップをかけて再チャレンジされた方が良いでしょう。ただ、22日の午後は混雑が予想されます。出し切れないというリスクも踏まえると21日中に出してしまうのが良いのかもしれませんね・・
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